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RCB-3にKRR-5FHをつなげるときのポイント

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こんにちは!近藤です。

今回は、RCB-3KRR-5FHをつなげるときのポイントをご紹介します!

■KRR-5FHとは
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送信機KRC-5FHに対応する受信機です。SIO端子を備えていますので、マルチドロップ接続したサーボの途中につなげることができます。さらに、RCB-3用のRx端子(低速シリアル端子)も装備!従来のKRR-1のように簡単につなぐことが可能です。

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アンテナレスですので面倒だったアンテナの取回しを気にせず取り付けが可能です!※
さらに、見通しが良いところで通信距離約40mと市販のゲームコントローラーより遠くまで通信できるところも魅力の一つです!!

※アルミフレームなど電波を通さない素材で囲まないようにご注意ください。
※環境により通信可能な距離が変わる場合がございます。

 

■接続方法
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受信機のAUX端子とボードのRx端子をつなぎます。

次に、電源確保用にSIO端子とボードの空いているサーボ端子を接続します。

以上で接続は完了しました。たったこれだけ!簡単です!!

 

■設定

HeartToHeart3にて設定の確認を行う必要があります。

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1)HTH3のオプションうウィンドウで「KRC-1から制御する」のチェックボタンを外してください。

2)ボタンにてモーションを再生させる場合は、「送信機でのモーション・シナリオ再生を有効にする」にチェックを入れてください。

3)電源用ZH接続ケーブルB<グレー黒黒色のケーブル>を接続した端子の設定は、出力Lに設定してください。

 

■設定の裏技

設定3)は、通信線にノイズや余計な信号が入ることで誤動作することを防ぐための大切な処置です。

しかし、今まで作ってきたモーションを全て出力Lにするのはちょっとめんどうかもしれません。

そこで、あらかじめ接続ケーブルの通信線を取り外してしまい、簡単に出力Lと同じ効果がでるようにしたいと思います!

1)今回外す線は、グレーの信号線です。
 以下の画像のように、グレー線の端子の爪の部分をカッターなどでおこし、ピンを抜きます。

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2) グレー線のケーブルを裂いて取り除きます。以上です!

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あとは、同じように受信機のSIO端子とボードの空いているサーボ端子をつなぐだけです。

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最後にペアリングを行ってください。ペアリングとは、送信機と受信機をつなぐ作業です。付属のマニュアルを参考に行ってください。

こちらからもマニュアルをダウンロードできます。

関連記事「1台のKRC-5FHで2台以上のロボットを同時に動かす」もぜひご覧ください!

 

以上です!

参考になりましたでしょうか?

RCB-3をロボットに搭載されている方も、ぜひぜひご安心してKRC-5FHとKRR-5FHの組み合わせをご利用ください!