こんにちは!ROBOSPOTの木内です。
第一回は下書きです。まずは設計図の下書きとして紙に手書きでイメージを描いてみます。
製図ではありませんので正確に書く必要はありませんが、だいたいのイメージをつかむためにある程度はしっかりとかきましょう。
まず要求仕様をもとにロボットの大まかな形と使用するサーボやケーブル、ホーンなどのパーツやコントロールボード、受信機、バッテリーなど搭載するものを考えます。大体の目処がついたら、部品の配置を考えながら全体の概形を決めていきます。
欲しい可動軸、可動範囲を実現できるように部品配置をするのがポイントです。また、バッテリーの脱着しやすい搭載位置、ケーブルの配線などに注意していくと完成度が上がります。
4脚ロボットなので同じ脚が4本と前後左右対象のボディで構成します。また、使用サーボがKRS-3204に決まっているので、その形に合わせて配置してあります。
このときサーボのトルクに不安がある場合は、軸間距離を短くもできる配置にしておくと、後の設計作業が楽になります。今回のロボットでは脚のサーボを斜めに重ねて軸間距離を短くしつつ、コンパクトになるように工夫しています。
ただ、厳密な寸法はまだ考えません。あくまでもざっくりと大まかに描きます。
今回は以上です。この工程で頭の中のイメージを具体化しておきましょう。
次回からは設計のための予備知識編。まずはトルク計算からです!
乞うご期待!!!