今日はKHR-1HVにKHR-2HVのモーションデータを移植する方法を公開致します!
この変換方法はKHRユーザーでなくともきっと役に立つ情報だと思いますので、是非ご覧下さい!
まず、HTH3でKHR-2HVのモーションデータを開きます。
「ファイルを開く」からでもOKですし、RCBファイルをHTH3にドラッグしても開きます。
HTH3内で右クリックをし、「全選択」をクリックします。
青く変化したオブジェクトの上にマウスカーソルを移動し、その上で右クリックし、「変換」を押します。
下記のような「Convert」画面(変換設定ウィンドウ)が出てきます。
以下の画像を参考に、設定値を入力していきます。
名前を入力することを忘れないでください。
変換は2種類行います。
≪解説≫
CH10、CH16 は脚旋回軸ですので、KHR-2HVにはデータがなく、0V出力(L)になっています。
このCHを「SERVO」にするため、この作業が必要になります。
データが「SERVO」になっているところであればどこでも良いのですが、今回はCH1(頭)のデータを読み込む(Read To)ことにしました。
そして、KHR-2HVとKHR-1HVでは、脚の付け根のロール軸が正負反対になっています。このため、「Reverse」をかける必要があります。
≪解説≫
もう1種類、続けて変換する必要があります。
まず、CH1の「SPD(*1.33)」はスピードを1.33倍にするためのものです。
スピードの変換はどこかひとつのCHのみで有効になります。(今回はCH1に設定しました。)
なぜスピードを変換する必要があるのかというと、KHR-2HVのRCB-3Jでは出力周期が20[msec]で、KHR-1HVのRCB-3HVは15[msec]です。(初期設定のままの場合。)
20÷15=1.33・・・なので1.33倍してモーションを遅くしてあげる必要があります。
CH10、CH16は変換1で読み込んだ頭のデータが「0」とは限らないため、読み込まれた数値を0.001倍して0にしています。(小数点以下は四捨五入されるため、0.001倍くらいにすると0になります。)
「MUL」とはマルチのことで掛け算です。
(↓7/26訂正文)
CH2、CH6は肩のサーボに使用していますが、KHR-2HVはKHR-788HV(可動範囲180°)を、KHR-1HVはKRS-4024SHV(可動範囲260°)を
標準装備しています。
POSデータの-261~261を180°、または260°に割り当てているため、データの1パラメータあたりの角度が変わってきます。
そこで788から4024に変換する場合は、180÷260=0.692・・・で、
0.69倍する必要があり、各CHに「MUL0.69」を設定します。
以上、この2種類の変換をおこなうと下記のようになるはずです。
・CH10、CH16に「0」が代入される
・CH11、CH17のプラス、マイナスが逆になっている
・スピードが少し遅くなっている
・CH2、CH6のデータが0.69倍されている
ぜひ、お試しください。
※ご注意※
この変換をしても、若干のモーションデータの修正を必要とします。
必ずしもそのままデータが使用できるとは限りません。
ご了承ください。
ご不明な点はROBOSPOTにお尋ねください。
≪訂正≫ 2007.07.26
最後の変換テーブルに誤りがありました。
肩サーボの変換は含まれていませんでした。
お詫びと共に訂正致します。(上記記事は訂正済みです。)
大変ご迷惑をおかけいたします。





